家を買う時に頼りになるローンコンシェルジュとは?提携ローンも活用

新築を考える際に、ライフプランも同時に考えておくとよいでしょう。住宅ローンは人生の中でも大きな買い物であるとともに、長い間返済をしていくため、将来的な人生設計と一緒に考えましょう。またお得になる提携ローンの特徴やメリットも紹介していきます。




新築を考える時に、必ず通るお金の話。

 

しかし、初めての家づくりで、様々なお金の話は難しく、不安も多いですよね。

 

そんな中、間取りや建築地の相談だけでなく、お金や将来の人生設計まで含めて相談できる「ローンコンシェルジュ」の存在を知っておくとよいでしょう。

 

また、住宅ローンの種類の1つである「提携ローン」(提携型ローン)というものも紹介していきます。

 

それでは、今回の記事の要点からみていきましょう。

 

 

 


・家づくりは、お金の話は付きまとうため、ローンコンシェルジュのような担当者に相談していくことがおすすめ


・家づくりにおいては、月々の支払いだけでなく保険の見直しや、今後のライフプランを見直すきっかけにすると良い


・提携ローンとは、住宅会社と銀行等の金融機関が連携して提供される住宅ローンで、特別な条件や金利などが設定されているローン


・提携ローンでは、一般的な住宅ローンに比べて手間が少なく審査も早く、独自の優遇プランも期待できるため、ご自身で金融機関やプランを選ぶことが難しい、または手間削減を考える方は、提携ローンがある住宅会社だとメリットがある



1. 新築はお金のライフプランを考えるキッカケに


 

家づくりは大きな住宅ローンを組んだり、住宅ローンに伴う団体信用生命保険などを組むため、家を単純に建てるだけでなくライフプランも見直すキッカケにしましょう。

 

住宅ローンは大きな借金のように見えますが、実は家族の資産となるものです。

 

その大きな理由は、世帯主に万が一のことがあっても、団体信用生命保険によって守られるため。

 

団体信用生命保険とは、万が一のことがあった際に住宅ローンを完済する生命保険のことで、住宅ローン加入時に付帯します。

 

このように新築の機会では、新たな生命保険に加入することから、保険も含めた家計全体を見直すきっかけにしやすいです。



2.新築の際に見直すべきポイント 


・まずは定年までの人生プランと、これからの教育費等のプラスオンも含めて、総合的な観点から月々の支払いを決めていくことがおすすめ

・生命保険は必要以上にかけることなく、遺族年金なども含めて万が一の時に必要な資金から逆算して、団体信用生命保険+α の保険で補填していれば十分

・家は住宅ローン以外に、固定資産税・光熱費・メンテナンス費用などが必要になってくるため、家計全体からの出費を考えることがおすすめ



2-1. 将来設計まで考えて借入額・月々の支払いを考える

 

現在の家賃から新築の支払額を決める方も多いですが、実はそれでは見込みが甘いと言えます。

 

まずは定年までの人生プラン、これからの教育費等のプラスオンも含めて、総合的な観点から月々の支払いを決めていくことがおすすめです。

 

今は支払いが大丈夫と思っても、大きな支払いが発生する将来の時期まで考えた上で設定しないと、後から減額などはできません。



2-2. 生命保険は最低限にする

 

ライフプランの相談をしていると、かなり多額な生命保険を掛けている方もいらっしゃいます。

 

考え方次第ではありますが、基本的には世帯主の方に万が一ことがあった場合、遺族年金というものがあります。

 

そのため生命保険は最低限のラインで問題なく、むしろ生きている確率の方が圧倒的に高いことを考えて冷静にライフプランを組んでいきましょう。



2-3. 住宅ローン以外のコストも加味する

 

最後に、住宅ローン以外で家に掛かるお金も考慮しましょう。

 

どんな家でも、定期的にメンテナンスが必要になってきます。

 

教育費が掛かる時期と、メンテナンス時期は重なりやすいため、長い視点で掛かるコストを考えて、あらかじめ準備しておくと安心でしょう。

 

なお、住宅ローン以外にかかる主なコストは、固定資産税(毎年かかる)・光熱費・メンテナンス費用(主に10年周期でかかる)です。



3.提携ローンとは 


 

まず提携ローンとは、住宅会社や不動産会社と金融機関(銀行など)が提携を行った、独自の融資プランのことです。

 

一般的な住宅ローンと同じように、新築を購入する時点で利用するローンとなっています。

 

提携している住宅会社・不動産会社を通じてローンを組むため、事務手数料の減額や金利優遇、スムーズな審査などが特徴です。

 

しかし、提携ローンは全ての住宅会社で用意されているわけではなく、提携している住宅会社とそうでない会社があります。

 

それでは、提携ローンの特徴やメリットから見ていきましょう。



3-1.提携ローンの特徴とメリット

 

・住宅ローンを選ぶ手間が省けること

・住宅ローンの申し込みが簡単、審査結果も早く出る可能性が高く、審査基準も一般より緩いと言われている

・優遇金利や事務手数料割引などのメリットが受けられる場合がある



提携ローンのメリットは、主に以上の3つになります。

 

一般的な住宅ローンの場合、銀行の窓口に行って仮申込、本申込などを行ったり関連書類を提出するなどの手間があります。

 

住宅ローンの窓口は土日に対応していることがあるものの、平日しか空いていないこともあり、仕事の調整をつけていくことも大変ですが、提携ローンによっては住宅会社側で手続きを行うことも可能です。

 

新築の場合、書類が多くなりがちですが、このような書類も慣れている住宅会社側がやってくれることでスムーズにできます。

 

 

またメリットの中でも、優遇される金利や事務手数料の割引が魅力です。

 

信用性の高い住宅会社と提携するため、金利や事務手数料の割引が効いて、オトクに建てられることに繋がります。

 

そして一般の住宅ローンでは、返済負担率などの理由で組みにくい場合でも、提携ローンであれば住宅会社側からの「プッシュ」によって審査が通過しやすくなることも。

 

全員が知っているような住宅ローンではないですが、知っているとオトクになる住宅ローンと言えます。



3-2. 提携ローンと一般住宅ローンの違い

一般的な住宅ローンとの大きな違いは、以下の点となります。



・住宅会社で提携ローンを用意していても、一般の住宅ローンに申し込む場合は、提携ローンの特典を受けることはできない

・基本的には自分で書類の提出や申し込みを行う(住宅会社がサポートをすることが多いものの)



提携ローンのメリット・デメリットでも記載した部分と重複している内容もありますが、提携ローンによっては住宅会社が基本的に手続きを行います。

 

そのため、申し込む建て主としては、基本的に住宅会社とやり取りを行っていればよいため、書類を平日に持っていく等の手間が異なります。

 

また、建てる住宅会社で提携ローンが用意されていたとしても、申し込む住宅ローンが一般のタイプを選んだ場合、提携ローンの特典は受けることができません。




3-3. それぞれに向いている人とは

以上のことから、

 

【提携ローンに向いている人】

・借入プランの比較検討が自分では難しい方

・書類提出などの手間を省きたい方

・優遇金利などの特典を利用したい方



【一般的な住宅ローンに向いている人】

・様々なプランの中から比較検討をじっくりしたい方



4.和光地所ではローンコンシェルジュや提携ローンを用意 


 

和光地所では、営業自身がローンコンシェルジュのようなスキルを持っています。

 

上記のようなライフプランを、新築のタイミングと同時にサポートいたします。

 

和光地所は、創業50年となっており金融機関とも昔から連携をしっかり取れる信頼感があり提携ローンも対応できます。

 

みなさんの事情に合わせて幅広い提案が可能となっていますので、気になった方はお気軽に将来の資産形成などもご相談ください。



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