【間取りプラン掲載】レイアウトや動線の参考に!解説付き新築の間取り

注文住宅の新築の際に、せっかくだから後悔がないように考えたい間取り。特に家事動線や生活動線・帰宅動線などにフォーカスして間取り設計のコツなどをお伝えしていきます。和光地所での施工事例での間取りプランも公開し、その間取りを基に解説します!




今回は、和光地所の施工事例をもとに、3つの間取りプランをピックアップして詳しく解説していきます。

 新築注文住宅を考えている方に、間取りプランを考えるための参考になるような解説記事です。

 間取りの中で、設計士が何を考えて作った間取りなのか?特にどんな動線にすればいいのか?プロの目線から見ていきましょう。



1.約32坪・西玄関・2階建てプラン


出典:和光地所・施工事例(岡崎市内)

 

1つ目のプランは、3~4人家族で暮らすことを想定した、西入り玄関の間取りプランです。

 

土地の面積は約50坪となっており、駐車スペースも3台確保できる。戸建にぴったりの土地に建っています。

 

西の前面道路側には窓がない設計になっていますが、デザインをスタイリッシュにすることと、プライバシーを保護する両面から窓をなくしています。

 

    

 

1-1. LDKのデザインと使い勝手

 

 

LDKはブラックを多く使ったラグジュアリースタイルで仕上げています。

 

まず目につくキッチンは、タカラスタンダードのジュエルブラック色で、天然水晶の天板で高級感を演出しています。

 

 

同時に、ペンダント照明やリビング天井の化粧梁もブラック色にすることで、連続した空間をスタイリッシュにコーディネート。

 

合わせる床材や建具も、落ち着いた濃い目の茶色で合わせています。



1-2. LDKからの生活動線

 

またデザイン面以外では、普段使いで人気があるポイントは「充電ステーション」と「ファミリークローゼット」です。

 

家族が集まりやすい場所であるダイニングに、スマートフォンなどが充電できるカウンターを用意しています。

 

また、リビングに隣接する形でファミリークローゼットを設けていますが、ミソは洗面所の隣であること。

 

 

昨今は、洗濯機で乾燥までできたり、ガス乾燥機もあるため、洗面脱衣室で乾燥まで行って、そのまま隣のクローゼットに服を収納することができます。

 

家事動線も短くなるメリットに加えて、お子さんのおもちゃなども収納しやすい場所であると言えます。

 

家族の年齢や、使い勝手によって幅広い使い方ができるクローゼットです。



◆プラン補足情報(3LDK+2S)

・土地面積:50.98坪 / 建物面積:31.98坪



2.約36坪・東南玄関・2階建て


出典:和光地所・施工事例(岡崎市内)

 

安定した人気がある南玄関のプランです。

※土地面積:121.81㎡(36.84坪)、建物面積:103.24(31.16坪)

 

建物の大きさは36.8坪と、3~4人家族で暮らすにはちょうどいい大きさで、駐車場も3代台停まるスペースを確保しています。

 

こちらのプランでのポイントは、生活動線と一続きの大きなLDKになります。



2-1. 玄関→土間収納→パントリー→水まわりへの帰宅動線

 

この間取りでは、玄関の正面に土間収納がありますが、そのままパントリーにも続いています。

 

コートなどを脱いで、リビングを経由せずに買い物をしてきたモノも、そのままパントリーまで一直線、ストック品を収納してからキッチンへ行くことができます。(黒い矢印)

 

その流れのまま、水まわりにも行きやすいため、帰宅後すぐに洗面やトイレに行くときにも便利です。

 

普段、みなさんが帰宅後にする動作などを考えて、その動作を片付けるスペースを一続きでとっておくと、生活動線が非常にスムーズにいきます。



2-2. キッチン~ダイニング~パントリーの家事動線

 

また、家にいる時はキッチンも一周できるアイランドキッチンにもなっており、パントリー・キッチン・ダイニング・土間収納という部分の回遊性がよいプランです。

 

このような動線を、家事動線とも言いますが、特に料理をよくされる方であれば、キッチン横のパントリーは憧れですよね。

 

パントリーはキッチンの奥側に設計されがちですが、上のプランのように2方向からアクセスできる動線になっていると、使い勝手や用途も幅広くなります。

 

一般的なパントリーでは調理保存食を入れておく用途のみになることが多いですが、場合によっては単純な収納スペースにもなります。



3.31坪・東玄関・2階建て


出典:和光地所・施工事例(刈谷市内)

 

3つ目の事例は、2階建ての東入りの3LDK+Sのプランです。

 

特にキッチンまわりにたっぷり面積を確保した設計で、料理が楽しくなる間取りとなっています。

 

建物の大きさも31坪と比較的コンパクトな設計ではありますが、室内に入った時に狭さを感じさせないような大きなリビングが特徴です。



3-1. 効率的な帰宅動線

 

こちらのプランのポイントは2つあり、1つ目が帰宅動線です。

 

まだまだ感染症リスクも心配になる昨今、帰宅時に家に入る前に手洗いができるように玄関脇に洗面化粧台を設けています。

 

また、土間収納にコートやスーツなどをかけることで、リビング内に花粉やホコリなどを持ち込むリスクも最小限にできます。

 

特に花粉症の方であれば、帰宅時に付着した花粉を対策することで室内にいる時の花粉症の症状を軽くすることもできます。

 

なお、和光地所では換気でフィルターを採用した1種換気を採用している観点からも、換気での花粉の流入を抑えています。



3-2. 家事動線の短さ

 

共働きをしている方であれば、料理と洗濯と同時並行的に家事をされているような方も多いのではないでしょうか。

 

上のプランでは、アイランドキッチンで配膳や片付けの動線が短くなること、そして料理中のスペースが大きく取れることなど、満足度が高くなるプラン設計になっています。

 

また洗面所にも近いことから、洗濯と同時並行ですすめやすくなります。

 

プライバシーが気になるトイレはリビングから廊下を挟んでいることから、音などが気になりにくいようにも配慮されています。



4.まとめ


 

今回は和光地所施工事例でのプランを3つピックアップして、動線に関わるポイントを中心に解説してきました。

 

どのプランがいいかな?と考えるのも楽しいですが、ご自身が帰宅後どういう行動をされているか?そのときに何気なく感じていることを、思い返してみるとよいでしょう。

 

また、帰宅後や休日にどこでどう過ごしているか?家事をやる時間帯や順番など、自分の理想とする手順などを考えながら、間取りとリンクさせていくとよいでしょう。

 

注文住宅では、このような自分だけのクセや手順を、間取りに落とし込める部分が魅力でもあります。

 

和光地所では、設計士による丁寧なヒアリングでの自由設計かつ、坪数で価格が固定で決まっている安心な「明瞭会計」が強みとなっています。

 

価格の上下を気にせず、間取りプランを考えてみたい方は、ぜひ和光地所にお気軽にお問い合わせください。