ホテルライクな家の作り方とは?注文 住宅で取り入れた方がイイこと
ホテルライクな家にするためのポイントを分かりやすく3点紹介。注文住宅での人気が高まっているホテルライクな家ですが、注意しないとごちゃつくリスクも。当記事を参考にしながら後悔がない家づくりをしてください。和光地所のホテルライクな実例も紹介。
今回は、「ホテルライクな家」を注文住宅で創りたい方におすすめの内容になっています。
そもそも、ホテルライクな家とは?ホテルライクな家に見えるためのコツなどを、わかりやすく解説していきます。
後半では和光地所の施工事例をもとに、ホテルライクなポイントをお伝えします。
それでは、早速今回の記事の要点からみていきましょう。
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1. ホテルライクな家とは
昨今、インスタグラムやYoutubeで人気が高まっている、「ホテルライクな家」とはそもそもどういった家でしょうか?
ホテルライクと言われると、それぞれ思い浮かべる雰囲気が意外と違います。
高層階のラグジュアリーな雰囲気?それとも高級旅館のような雰囲気?
ここで思い浮かべたものに間違いはありませんが、まずはご夫婦での共通意識を持つことをおすすめします。
1-1. ご夫婦で好きなホテルライクをすり合わせる
ホテルライクと言っても、先ほどの解説の通り高級旅館のような和モダンから、シンプルモダン、ラグジュアリー、様々なホテルライクの形態があります。
まずは、ご夫婦でインスタグラムやピンタレストで、どんなホテル・旅館のような形態にしていきたいか話し合ってみましょう。
ここは意外と大切なポイントで、この共通軸がズレていると、仕様を決めていくときに「ごちゃつく」可能性が高いです。
ホテルライクな家に欠かせないポイントは「生活感のなさ」と「シンプル美」です。
2. ホテルライクな家を設計するポイント3つ
それでは、みなさんが気になっているポイントである、ホテルライクにするためのポイントの中で、特に重要な3つを紹介していきます。
結論からお伝えすると、「配色」「家具」「ライン」この3つが各インテリアで共通する重要な点になりますが、この3つを上手く組み合わせながらシンプル美を創り出していきます。
2-1. 配色は抑えめに
出典:和光地所・施工事例
ホテルライクな家で1つ目の注意点としては、色をたくさん使わないことです。
たくさんの色を使ってしまうと、インテリアがごちゃごちゃする原因になります。
家具や小物まで合わせて、使う色は3色までが綺麗に見える法則とされています。
また、さらにこの3色のバランスも大事で、同じ割合ではなく「7:2:1」の割合にすると、おしゃれな空間に仕上がりやすいです。
ここで決める色も、どの色を多く使うか?アクセントとして1で使う色でも、変わってくるため組み合わせは無数です。
ただ、ホテルライクに近づけていきたいのであれば、あまり奇抜な色を避けて彩度の低い色(白・黒・グレー)を上手く使い分けることが大事です。
2-2. 家具は高さが低いものを選ぶ
出典:和光地所・施工事例
高級ホテルなどをみると、家具の高さが比較的低い位置にあります。
ソファーでもベッドでも、高さが低いものが多い印象ですが、これには理由があります。
家具の高さが低いことで、空間の重心を下げることにつながり、空間全体に高級感を与えます。
なにごとも余白を適度に多くすることで、高級感が生まれます。
建築では、照明・家具・窓等を工夫しながらできるだけ視線が下の方に行くように設計するとホテルライクな家に近づきやすいでしょう。
2-3. 建築の “ ライン ” を整える
出典:和光地所・施工事例
建築では、空間の雰囲気を創り出すラインがあります。
キッチンのカウンター、ドアや窓の枠材、幅木や廻り縁といった造作部材など、様々な部分でラインが生み出されます。
このラインが揃っていたり、施工に支障がない程度に目立たないようにすることでホテルライクに近づいていきます。
このラインを、わざと太くしたり目立たせたりしていくと、ヴィンテージやカントリー調などのインテリアに近づいていきます。
このことからも、ラインを整えたり各ラインを細くしていくと、特にシンプルモダンなホテルライクにはピッタリでしょう。
3. ホテルライクを実現できる住宅会社を選ぶことが近道
上記では、特に重要なポイント3つに絞って解説しましたが、記事ではお伝え出来ないポイントや、その家ごとの間取り・雰囲気などによっても事情が異なってきます。
自動車のように、あるべき姿が建築では決まっていないこともあり、みなさんの要望をできるだけ再現し、予想をいい意味で裏切ってくるか?は正直、住宅会社の腕次第です。
同じようにインスタグラムなどで希望の画像を見せても、住宅会社ごとに提案として出てくる内容は大きく違うでしょう。
また、比較的高級な素材を使えばホテルライクになりやすい点も注意点です。
見た目はよくても、最終的に予算オーバーになってしまうとアウトなため、標準的な仕様で選べる幅が広いという点も大事です。
3-1. 標準仕様で選べる幅が広い会社は有利
注文住宅は、最終的に設計士およびコーディネーターの腕も大事ではあるのですが、選べる幅が広いことで、コストを抑えつつベストコーディネートに近づけやすいです。
もう1つ大事な点としては、高い素材を使えば高級感は出やすいのですが、建築ではそうとも限りません。
例えば高いキッチンを使っていても、まわりの雰囲気からそこまで高く見えなかったりすることもあります。
一方で、標準的なキッチンを使っていても、まわりの雰囲気から高そうに見える、ということもあるため、結局は「組み合わせ」が大事なわけです。
その組み合わせる仕様の選べる幅が少ないと、画一的な家になっていきやすいため、ホテルライクな家からは遠のいていきます。
そのため、標準的な仕様とし選べるラインナップ・メーカーが多い住宅会社では、みなさんが理想として描くホテルライクの家は設計しやすいと言えます。
4. 和光地所のホテルライクな事例紹介
それでは、実際に和光地所で建築したホテルライクな家を紹介します。
4-1. ご夫婦のこだわりが詰まったホテルライクな平屋
1つ目の事例はラグジュアリーなスタイルの平屋になります。
スタイリッシュなボックス型の外観から、ブラックを基調にしたインテリアが特徴的な事例です。
キッチンはフラット型対面を採用していますが、カウンター付きのバーのような雰囲気を演出でき、まさに大人のインテリアスタイルに仕上がっています。
ダイニングテーブルセットやキッチンまわりもブラックで統一されていますが、床材を大理石調にしていることで、黒・白の空間のあかるさのバランスを保っています。
ラグジュアリー、スタイリッシュな空間を演出したい方にはおすすめの施工事例になります。
4-2. 生活感がない!ホテルライクでクールなお家
2例目は、ホワイト・グレーを基調にしたホテルライクな家です。
キッチンカウンターはホワイトの人造大理石で、その続きでグレーのダイニングテーブルが印象的です。
床色に流行りのグレーを取り込んでおり、モダンな雰囲気もあるインテリアに設計されています。
またアクセントとして、梁や内装ドアなどにブラックを入れて空間を引き締めて、ホテルライク感をアップさせている点も見逃せません。
5. まとめ
ホテルライクな家、というと様々なスタイルがありますが、今回の記事で紹介したようなポイントに注意して注文住宅選びを楽しんでください。
和光地所では、LIKE STYLEとして多くのメーカー・商品から選べる幅を非常に広く取り揃えています。
ホテルライクなモデルハウスも公開していますので、ぜひ気になった方はモデルハウス、そして様々なインテリアスタイルが体感できる和光地所のショールームにも足を運んでみてください。